少しずつ移動中

たきさんファンのみなさま、こんにちは。管理人ちえ蔵です。

このブログは、2005年9月1日からgooブログで続けていたブログ:金谷武洋の『日本語に主語はいらない』〜英文法の安易な移植により生まれた日本語文法の「主語」信仰を論破する〜 より少しずつ引越しをしています。

たきさんと管理人ちえ蔵の両方が、もう少し自由に書き込んだり、たきさんが大量に読んでいる本の紹介などを自由に行ったりするのに、今までのブログだと、多少不便になってしまったためです。

記事等も、古いものから少しずつ移動を初めています。移動が終わりましたら、古い方のブログは閉じますので、みなさま、しばらくの間、新旧両方の金谷武洋ブログをブックマークしていただけると幸いです。

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コメント

  1. まさ より:

    言語学ファン「まさ」と申します。

    いつも金谷先生の著作を興味深く拝読しております。
    金谷先生の考えに近い著作が出版されたので、情報提供致します。
     題名「中動態の世界~意志と責任の考古学」
     著者「國分 功一郎」
    下記書評を見付けましたので、ご参照ください。

    http://www.igaku-shoin.co.jp/bookDetail.do?book=87748
    http://www1.e-hon.ne.jp/content/toshoshimbun/3305_1.html

    この著書は、現代哲学・依存症の精神看護・意志論・ヨーロッパ古典言語史などに
    またがる非常に難解なものですが、行為主が自発的意志により物事を行なうという
    近代的な考えに疑問を呈したもので、金谷先生の考えに非常に近いと言えます。

    事実、第6章-引用22(p304)には
    「なお、知る人ぞ知るこの論文を著者が知ったのは、金谷武洋『英語にも主語はなかった』での紹介によってである。金谷氏に感謝したい。」
    との謝辞の言及があっています。

    金谷先生の研究の一助となれば幸いです。
    ブログ管理の方は、上記文献情報を金谷先生にお取次ぎ下さい。

  2. shugohairanai より:

    ちえ蔵です。コメントありがとうございます。すぐにお伝えしますね。

    たきさんは、まだ、新しいブログの操作に慣れていらっしゃらないので、もしかしたら、返信が遅くなるかもしれませんが、とても喜ぶと思います。新しいブログもどうぞ宜しくお願い申し上げます。

  3. 金谷武洋 より:

    まささま、
    金谷武洋でございます。まささまの書き込み、感激を持って拝読しました。ありがとうございます。
    中動相のことは修士論文に書いたもので、その提出と受理が1981年でしたから今から36年も前のことです。当時30歳の青二才がふと霊感を得て書いたものです。こんな形で國分先生に注目して下さって光栄です。なお、中動相から発展させたのが日本語の自動詞•他動詞を巡る考察で、これは「英語にも主語はなかった」と同じ講談社メチエ選書の「日本語に主語はいらない」(2002)の第五章で述べています。ご参考になれば幸いです。